低気圧。
暗く重い強風。低く速い雲。平日の疲れもあってか、体が重くなかなかベッドから這い出せません。天井に「ダメ人間」の4文字が浮かびます。
床を転がりながら、なんとか身支度を済ませ、いつものカフェで遅い昼食。今週末は「雑用週間」です。病院へ行き、バイク屋へ頼んでいたETCを取り付けに。その他諸々。
雑用で済ますだけでも何なので、楽しみにしていたDVDを観ました。「ライラにお手上げ」。
監督、ファレリー兄弟、主演、ベン・スティラーの組み合わせで、ドタバタラブコメディーとなれば、「メリーに首ったけ」路線と予想され、期待は高まります。
ベン・スティラーは得意の、流されやすく優柔不断でちょっとなさけない役どころ、で本当にこういった役柄を演じるとぴったりハマります。
ただ今回は、そんな性格を逆手に取った人間のズルさという隠し味が仕込まれており、ちょっとブラックでなかなか楽しめる一本でした。
しかし、ファレリー兄弟の作品に出てくる脇役は、普段見かけない顔が多いのですが、みんな芸達者。いかにも誰もが思い浮かべるステレオタイプのアメリカ人、の役をさりげなく見事に演じています。
「メリーに首ったけ」が面白かった方は是非。レンタルするときは、「ライラの冒険」と間違わないように気をつけて。
今週は気力が低かったせいか、いつものCDショップでなかなかターゲットを絞り切れません。ベン・スティラーのように優柔不断。
こういった日は、いつもなら早々に見切りをつけるのですが、なんとなく気分的に新しい音に巡り会いたい。
パターンから言って、ジャケ買いすると大抵失敗します。今回も案のじょう。
Vinnie SperrazzaのPEAK INN。メロディーラインのない抽象系。全く趣向に合いません。これはどうしたものかと思いつつも聴き続けていると、たった一曲だけ唐突にラブソングバラードが入っていました。
あまりにも違和感がありすぎます。しかも、180度スタイルを変えて真面目に(と言っては失礼ですが)バラードメロディーを奏でようとしているところに妙なぎこちなさがあり、それが新鮮で耳に残ります。
ところどころで各パートが暴発しそうになりながら、あやうく均衡を保ちます。まるでパンクバンドが演歌を奏でるような不思議な感触。
まさに求めていた「新しい音」。気がつくと、この曲だけ、お気にいりにブックマークしていました。
#ただし癒し系好きの方には、このたった1曲のためだけに入手となると、さすがにお勧めできません。
■Vinnie Sperrazza "PEAK INN"
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10. Where is The Love?
今回は、プラスでgreen letterさんから推薦があった西山瞳のCDも。
全体的にスピード感のある演奏ですが、その中にも豊かな感情表現が盛り込められており、時折顔を覗かす哀愁感が心に響きます。green letterさん、ありがとうございました。
■西山瞳 "Parallax"
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